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不妊治療情報

Chapter1 不妊治療の基礎知識

女性のからだのしくみ

毎月の生理は気に留めていても、排卵について意識したことがある女性は少ないのではないでしょうか?ましてや、女性ホルモンの働きや排卵が起きる仕組みについて知っている人はもっと少ないのではないかと思います。

でもこれらは赤ちゃんに出会うために是非とも身につけておきたい基礎知識です。不妊について考える前に、まずはあなたの体の仕組みを知りましょう。

一生の卵子の数は生まれた時に決まっている

毎月の生理が始まると、それをきっかけにホルモンの働きが活性化し、卵巣や子宮のなかで妊娠に向けた準備が着々と進められます。

実は卵子は、生理の周期ごとに一から作られるものではなく、卵巣の中に卵子の元となる「原始卵胞」と呼ばれるものがあらかじめ存在するのです。 この原始卵胞の数は生まれた時にすでに数が決まっていて年を重ねるにつれ減っていきます。個人差はありますが初潮の時は約3~5万個、20代は約1~3万個、30代は約5,000~8,000個といわれ、原始卵胞がなくなると閉経を迎えることになります。

毎月1つの卵胞が成熟して排卵へ

生理が始まると、まずは脳下垂体から「卵胞刺激ホルモン(FSH)」が分泌され、卵巣を刺激。この刺激に反応して約20個の原始卵胞が成長を始めます。同時にこれら卵胞から「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と呼ばれるホルモンが排出され、妊娠した際に赤ちゃんのベッドに役割を果たす子宮内膜(※)を厚くしてゆきます。

約20個の原始卵胞のうち、たった一つ(=主席卵胞)だけが約20mmの大きさまで成長し、残りはみなしぼんでしまいます。この主席卵胞の成長期間は14日~25日。生理の周期が人によって違うのは、主席卵胞の成長期間のバラつきによるものです。

排卵が近づいたサイン「LHサージ」

卵胞の成長にともなってエストロゲンの分泌量が増えてくると、これが「卵が十分成熟したよ」という合図になり、脳下垂体から「黄体化ホルモン(LH)」が大量に放出され、卵子が卵胞を突き破って飛び出す「排卵」が起こります。この排卵前に黄体化ホルモンが大量放出される現象を「LHサージ」と呼び、排卵はこの開始から36時間前後に起こるといわれています。

排卵された卵子は卵管先端の「卵管采(※)」から卵管に入り、卵管膨大部と呼ばれる場所で精子との出会いを待ちます。一方、卵子が出た後の卵胞は黄体に変化。黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌し、受精卵が着床しやすくなるように子宮内膜を整えます。

黄体が持続するのは約2週間で、この間に受精、着床が行われないと黄体はしぼみ、子宮内膜が剥がれおちて血液とともに体外に排出されます。これが毎月の生理でここからまた次の妊娠に向けた一連の準備が始まる訳です。

※子宮内膜:子宮の内側を覆っている薄い膜。
※卵管采:卵管の先端の手の指を広げたような形状の部分。排卵された卵子をキャッチして卵管内に送り込む役割を担う。

Chapter1不妊治療の基礎知識

Chapter2不妊治療のステップ

Chapter3不妊治療のよくある悩み

Chapter4不妊治療に取り組む男性へ



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