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不妊治療情報

Chapter1 不妊治療の基礎知識

男性に原因がある場合

男性側の原因には、精子を造る機能に問題がある「造精機能障害」、精子の通り道に障害がある「精路通過障害」、射精や勃起に問題がある「性機能障害」などがあります。このうちもっとも多いのが「造精機能障害」で、男性不妊の約90%を占めます。男性不妊の治療は泌尿器科で行われます。

現在の技術では、精子が1個でも回収できれば顕微授精(※)を行うことができます。男性不妊が見つかったとしても、それで子どもを持つ希望が断たれるわけではありません。あまり落ち込まないでください。

造精機能障害

精液の中の精子の数が少ない「乏精子症」、精子が全くない「無精子症」、精子の運動能力が低い「精子無力症」、精液の中に動いている精子がみつからない「精子不動症」、「精子の形状に異常がある「精子奇形症」などがあります。

原因がわからないことがほとんどですが、なかには精策静脈瘤という精巣の静脈にできたコブが原因になっていることがあります。こうしたケースでは静脈を縛る手術を行うことなどによって精液の状態が改善されます。

精路通過障害

精子の通り道がふさがってしまっているために、精巣で精子が造られていても精液の中には精子がいない無精子症の状態。生まれつき精路に欠陥がある場合や、精液が膀胱に射精されてしまっている「逆行性射精」などがあります。

性機能障害

精子を造る機能にも精子の通り道にも異常はないが、勃起や射精に問題があり、夫婦生活がもてない状態をいいます。勃起しない「勃起障害(ED)」や、勃起はしても射精できない「射精障害」などがあります。性機能障害があると医療機関の受診をためらう方が少なくありませんが、1人で悩んでいると心理的ストレスからますます上手くいかなくなる「負のスパイラル」に陥る可能性も。そうならないためにも勇気を出して医師やカウンセラーに相談してみてください。

※顕微授精:体外受精の一種。顕微鏡をのぞきながら特殊な器具を使って精子を卵子の中に直接注入して受精させる

Chapter1不妊治療の基礎知識

Chapter2不妊治療のステップ

Chapter3不妊治療のよくある悩み

Chapter4不妊治療に取り組む男性へ



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