基本検査で何らかの異常がみつかった場合は、さらに詳しい原因を知るために次のような検査を行います。
女性側の検査
| 検査名 | 検査の内容 | 検査でわかること |
|---|---|---|
| 子宮鏡検査 | 子宮腔内に異常がある可能性がある場合、膣から子宮の中に内視鏡を入れて観察する。 | 子宮内膜ポリープ、子宮粘膜下筋腫、子宮奇形の有無。子宮内膜ポリープが見つかった場合はその場で切除することがある。 |
| 腹腔鏡検査 | お腹に小さな穴を2~3個開けて腹腔鏡(内視鏡の一種)を入れて検査。癒着が見つかった時には鉗子を使ってその場で剥がすこともある。全身麻酔下で実施するため数日の入院が必要になるが、お腹の傷は小さく、あまり目立たない。 | 卵管や卵巣の状態、卵管采の癒着の有無など。 |
| 子宮内膜組織検査 | 黄体機能不全が疑われる場合に、排卵後5~7日目に耳かきのような器具を使って子宮内膜の一部を採取し、顕微鏡で調べる。 | 子宮内膜が着床に適した状態であるか、月経周期に合わせて成熟できているか。 |
| 抗精子抗体検査 | フーナーテストで抗精子抗体があると疑われた時に行う血液検査。 | 抗精子抗体の有無。 |
男性側の検査
| 検査名 | 検査の内容 | 検査でわかること |
|---|---|---|
| 精巣生検 | 精液検査で無精子症や乏精子症の疑いがあると判断された場合に実施。局所麻酔の後、陰嚢の一部を切開して精巣の組織を採取し、顕微鏡で精子の存在や精子の細胞の有無を確認する。 | 精巣で精子が造られているかどうか。 |
| 精路・精嚢造影 | 陰嚢を1㎝ほど切開して精管内に造影剤を注入してエックス線撮影をし、精子の通り道がふさがっていないか確認する。 | 精路の障害の有無。 |
| 精子進入検査(ハムスターテスト) | 特殊な処理がされたハムスターの卵子を使い、精子に卵子に進入する能力があるかどうかを調べる。 | 精子の卵子への進入能力。 |
