病院に行くタイミングは?
不妊の定義は、2年以上夫婦生活をもっているのに妊娠しないこととされています。ですから「2年」という期間が受診のひとつの目安にはなりますが、必ずしもこれにこだわる必要はないでしょう。
例えばできるだけ早く赤ちゃんが欲しいと考えているカップルや、基礎体温で排卵日を予測して夫婦生活をもっているのになかなか妊娠しないカップルなどは2年を待たずに受診しても何ら問題はありません。
不妊検査と不妊治療はセットになっているわけではありません。不安を取り除くために取りあえず不妊検査だけでも受けて、とくに異常がないようなら、またしばらくの間様子を見ても構わないのです。
ただし女性の側が、30歳以上、子宮内膜症や子宮筋腫にかかっている、過去にクラミジア感染症にかかったことがある、基礎体温で気になる兆候がある-などに該当する場合は、なるべく早く受診することをお勧めします。
女性は30歳を過ぎたころから徐々に成熟する卵胞の数が減って妊娠する確率が下り、逆に流産の確率は上がっていきます。また子宮内膜症やクラミジア感染症にかかると卵管の通りが悪くなることがあるからです。
一方、男性に勃起不全(ED)や射精不全などの性機能障害がある場合も早めにカウンセラーや泌尿器科の医師に相談することが望ましいといえます。
