日本では長い間、不妊の原因は女性だけにあると考えられてきました。かつては子どもができないことが女性に離婚を言い渡す立派な理由になっていました。そのためか「不妊は女性の問題だから女性に任せておけばいい」と考えている男性も多く、女性はパートナーに不妊検査を一緒に受けるよう説得するのに苦労するようです。
不妊治療は夫婦が協力し合うことが大前提
しかし、世界保健機関(WHO)のデータによると、不妊に悩むカップルのうち、男性側にも不妊の原因があったのは48%で、不妊の原因は男女半々であることがわかっています。このように不妊は男女両方の問題であり、不妊治療は夫婦が協力し合って取り組むことが大前提になります。
不妊治療で男性の登場する場面は少なく、そのためつい女性に任せっぱなしになりがちですが、せめてパートナーと同じレベルの不妊治療の知識は身につけ、夫婦で治療について話し合う機会を積極的に持つよう心がけましょう。
