不妊治療は、しばしば「出口の見えないトンネル」や「ゴールの見えないマラソン」に例えられます。いつ終わるかわからない治療のために、内診や連日の通院、筋肉注射の痛みなどの様々な苦痛に耐えなければならない女性のストレスは相当なものです。時には、自分の傍らでいつもと変わらぬ日常を送っているパートナーの男性に対して、「なんで私ばかりがこんな思いをしなきゃならないの!」と八つ当たりしてくることもあるでしょう。
女性が頼りにできるのはパートナーだけ
不妊治療を周囲の人にカミングアウトするのはなかなか勇気がいることです。不妊や治療の悩みを打ち明けることはもっと難しいでしょう。不妊治療仲間と親しくしていても、誰かが先に妊娠すると、それまでの関係がギクシャクしてしまうことも少なくありません。不妊治療を受けている女性が一貫して頼れるのは唯一パートナーだけだといっても過言ではないのです。
仕事で疲れているのに八つ当たりされ、腹が立つこともあるでしょうが、男性の皆さんはそうした女性の心細さや辛さを受け止め、心の支えになってあげてください。女性のけなげな頑張りを「よく頑張っているね」と時々ねぎらってあげることも忘れないでください。
